お茶会本番。しのぎやすい良い天気。
五島美術館、いつもなら9時前の開門ですが一時間近く早く開けてくださった。
今日は朝一席目、大先生のお身内の方が。
甥子さんの熊倉功夫先生もお忙しい中、いらして頂けた。
しかも先生がお正客の濃茶席に三客として入れさせて頂いた。
お道具にまつわる大先生のお話等聞くこともでき、
それはもうすばらしいひとときを頂きました。
熊倉先生はその後の予定もあるとのことで、
薄茶席のしつらえをご覧になってお帰りに。
さて、お点前は...薄茶席、茶箱花点前、三席もさせて頂きました(^0^)
まぁ、鶯の鳴き声が見事なこと。仕込みじゃないかと思うほど。
あっという間のお茶会でした。
札幌帰ってきたら、千歳、2.6度。きりっとします。そりゃ...20度の温度差。笑。
お会記
濃茶席 五島美術館 松寿庵 席主 竹鼻宗順
待合床 極楽禅寺 西垣大道和尚筆 香満衣
本席床 元薬師寺管長 橋本凝胤大師筆 親
花 牡丹
花入 経筒
香合 染付 隅田川 真葛香斉造
釜 古天明写筋釜 畠 春斉造
炉縁 東海寺古材 寿翁造
水指 高取 桶形 高取静山造
茶入 瀬戸肩衝 鵬雲斎大宗匠箱
替茶器 黒棗 鵬雲斎大宗匠箱 川端近左造
茶碗 刷毛目 鶏竜山窯 宋 善常造
替 井戸写唐津 淡々斎箱 松古窯
茶杓 鵬雲斎大宗匠作 銘 微笑
蓋置 井口海仙 在判 竹
建水 木地 曲物
茶 金輪 小山園詰
菓子 黄瓢 空也製
菓子器 縁高
薄茶席 五島美術館 富士見亭 席主 竹鼻宗順
床 岡田華郷画 花の宵 拈華の庵において
花 ときのもの
花入 巻絹形 伊賀 今井康人造
香合 乾漆 荘子香合
風炉 黒 土風炉
風炉先 青竹
茶箱 蒟醤 高斎造
棗 二季鳥
茶碗 古萩
替 刷毛目 清水日呂志造
振出 黄交趾
建水 桜川 曲物
茶 雅の白 柳桜園詰
菓子 若紫 ときわ木製
あられ 心庵梅むら製
菓子器 竹網 うるしかご 赤堀郁彦造
毛氈に置いた茶籠は、富士見亭、下座床に置きあわせたものです。
大先生がお集めになったお道具たちです。
帰りは千歳まで友人が迎えにきてくれて大助かり。(^0^)
その足で、ラーメンてつやに。まぁまぁ。笑。